3.11における想い

「あの日」から10年

「あの日」を繰り返さないためにエネルギーでできること

東日本大震災から2021年で10年が経ちました。
災害の犠牲となられた方々に対し、あらためてご冥福をお祈りいたします。

2万人近くの命を奪い去るだけでなく、現在でも多くの人々が苦しい状況に立っています。

震災から、エネルギー業界は大きく動き始めることとなります。

原発事故が発生したことで、電力会社を自由に選び、再生エネルギーで電力を補いたいという意思や思いが多く届くようになりました。
このことから、2012年の固定価格買取制度(FIT)や2016年の電力全面自由化が実施されることとなりました。

そして、火力と原子力に依存する日本のエネルギー源を多様化することを目的に、太陽光・風力・バイオマスなどの
再生可能エネルギー源によって発電された電気を一定期間一定価格で電力会社が
買い取ることを差定める「エネ特措法(正式名称:電気事業者による再生可能エネルギー電気の
調達に関する特別措置法)」が制定されました。

さらに、2020年12月には、2050年に温室効果ガス排出を実質ゼロとするカーボンニュートラルに伴う
「グリーン成長戦略」が発表され、再生可能エネルギー比率50%~60%が目標値として盛り込まれました。

「あの日」以降、「あの日」を繰り返さないために
人々はよりクリーンなエネルギーを求めることとなり、
その一つ一つの思いが、未来を大きく変えることとなりました。

人々の「思い」を支える責任を今一度認識し、
被災した人々のために、そして、社会をより良いものにしていくために
クリーンなエネルギー・電力を通じて、エネルギー革命を起こせるよう取り組んでまいります。

エナジーサプライ株式会社